例祭
年に一度のお祭、例祭(例大祭)についてのページです。
例祭とは
亀ヶ池八幡宮で毎年行われる祭典であり、亀ヶ池八幡宮にとって一番重要な祭祀です。盛大に賑々しく行われるため一般には例大祭とも呼ばれます。
その意義は皇室の益々のご繁栄、日本と氏子地域の発展と御神威の発揚を祈願することです。相模原市では唯一、神社本庁からのお供え物「本庁幣」を持った献幣使の参向を神奈川県神社庁より仰いで行われます。
斎行日
令和7年は9月15日(月・祝)に斎行いたします。
式次第
例祭は以下のような式次第で進行します。
- 修祓(しゅばつ)
- 参進(さんしん)
- 開式の辞
- 宮司一拝(ぐうじいっぱい)
- 御扉開扉(みとびらかいひ)
- 献饌(けんせん)
- 供花神饌(きょうかしんせん)
- 奉幣(ほうべい)
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 献幣(けんぺい)
- 献幣使祭詞奏上
- 神楽
- 宮司玉串奉奠(ぐうじたまぐしほうてん)
- 献幣使玉串奉奠(けんぺいしたまぐしほうてん)
- 総代玉串奉奠(そうだいたまぐしほうてん)
- 撤幣(てっぺい)
- 撤饌(てっせん)
- 垂簾(すいれん)
- 閉式の辞
- 直会(なおらい)
祓戸大神の前で修祓の儀が行われ、本殿に参進、着座後宮司一拝、開扉、献饌、祝詞奏上、幣帛奉献、神前神楽等々の祭事が執り行われます。
告知ポスター
お祭の一ヶ月程前になると、上溝各地区の掲示板にポスターを掲示しています。
こちらではポスターを見ることが出来ます。
氏子中による奉納 〜神賑行事〜
「神賑行事(しんしんぎょうじ)」とは神様が見て楽しむためのものです。氏子の楽しく賑やかな様子を見て、神様は力を増し、さらに氏子地域を始めとして日本の発展・皇室の弥栄をお見守り下さるのです。
氏子と呼ばれる地域の各町会は様々な催しを奉納します。
地元剣道同好会は境内に忌竹を立て注連縄をはり、子供たちによる奉納剣道試合を行います。亀ヶ池八幡宮御祭神はもともと武士の信仰が厚く、武運長久にご利益があります。
剣道などの試合形式のスポーツの奉納は神様も大変お喜びになりましょう。ちびっ子剣士の元気の良い気合の入った掛け声が響き、境内が活気に溢れます。
お囃子の奉納は地元氏子囃子連により一日を通して随時行われます。囃子櫓を建て、囃子または獅子舞といった演舞の奉納がお祭を益々賑やかに彩ります。
この日のためにかなり夜遅くまで練習され鍛えられたお囃子には、お祭にご参列の方も足を止めてじっくりご覧になります。
神楽殿では番田神代神楽が奉納されます。これは氏子上溝の亀山社中に天明年間より伝わっていた里神楽で、相模原市重要文化財に指定されています。
二十余曲あり、数曲を奉納されます。古事記、日本書紀の神話を題材にした神楽で、毎年番田神代神楽を楽しみにしてお祭に参加される方も多いようです。
夕刻からは各町会を代表した氏子らが神楽殿にて演芸奉納を行います。各々、日々修練してきた舞踊や歌謡の奉納があります。合間に神楽殿でのお囃子も奉納されます。
日も暮れ暗くなってからも神賑行事は続きますが、その合間に花火の奉納もあります。
番田神代神楽
お祭の神賑行事として奉納される神楽が、番田神代神楽です。氏子である亀山社中に天明年間より伝わる仮面黙劇の里神楽で、相模原市重要文化財に指定されています。
天磐開扉・天孫降臨・東夷征伐等二十余曲あり、毎年数曲が奉納されます。