本日は出張祭典の井戸祓いのご奉仕がありましたので、ご紹介致します。

井戸は水を湛えており、水は我々の命や生活諸々において多くのものを潤し、清めてくれます。そして、その水の恵みは水の神様・井戸の神様のお陰であるとして、古くから井戸を大切にしてきました。ですから井戸を埋める事になった場合、今までの水の恵みに感謝し、神事を依頼される方が多くいらっしゃいます。

井戸祓いの神事では、埋め立てる井戸の前に祭壇を組み、祝詞にて井戸と水の神様に理由あって埋め立てなければならない事と、これまでの感謝を申し上げます。

今回の場合は井戸とは言いましてもすでに使用しない状態にしてありまして、息抜きとして小さい筒先が地上に出ているものです。これを完全に取り去り更地にして埋め戻すということでお祓いをいたしました。神事の後にはお神酒を撒いて頂きお開きとなります。