本日は亀ヶ池八幡宮に於いて、令和4年の祈年祭が宮司以下祭員により斎行されました。

祈年祭の「祈年」は「としごい」と読み、穀物や特に稲の豊作を祈念するという意味があり、春に神様に一年の農作物の順調な育成、五穀豊穣をお祈りします。11月に行われる豊作に感謝をする新嘗祭と対を為す神事です。

天皇陛下も宮中三殿にて斎行されております。

農耕民族である日本人は作物の実りに対して、神様に常々豊作を祈願してきました。
この祈年祭は特に田植えの前の時期に行う大切なお祭で、秋には感謝祭を行い神様へ感謝の気持ちを捧げ、その年の初物をお供えしているのです。

今年もまた実り多い年となりますように。祈りを込め祭典は粛々と斎行されました。