本日は春分の日、お彼岸の中日です。

宮中では春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)といって、代の天皇・皇族の方々の御霊を慰める祭祀を行う日でもあります。

お彼岸の「中日」と呼ばれる春分の日は太陽が真東から昇り真西に沈み、また昼と夜の時間が同じである事からこの世とあの世が繋がると考えられております。ご先祖様の魂が無事に真っ直ぐに極楽浄土に到達できますようにと祈り、その後のお彼岸には極楽浄土に到達したご先祖様が安心できるように後生安楽を祈るため、先祖供養を行います。
その供養の形の一つがお墓参りであり、ご先祖様に感謝をする日なのです。
 

さて、「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、これから寒さは和らぎ過ごしやすい季節となります。

昨日東京では桜の蕾が膨らみ始め開花が目前と観測されましたが、この亀ヶ池八幡宮境内の桜もふっくらと蕾が膨らんでおります。

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また、神楽殿横にあります枝垂れ桃の蕾も開花に向け準備を進めております。
 
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枝垂れ桃は桜の時期が過ぎてからの開花となりますので、 紅に桃色に色とりどりの小花が咲くのはもう少し先となります。
 
 
可愛らしい花々が咲きますよう、我々も期待し春を待ちわびている今日この頃でございます。