今日は、気温も高く過ごしやすい一日でした。
時折、強い風が吹きましたが、春一番でしょうか。

さて、本日は幟旗(のぼりばた)についてお話したいと思います。

幟旗といえば、お稲荷さんのお社の両脇に立てられるような小さな物や、神社のご祭礼の時に立てられるようなとても大きなものなど様々なものがあります。

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お稲荷さんのお社に建てられた幟旗

幟旗は古くは平安時代の終わりごろから登場し始めた、といわれています。
戦国時代になると、戦場に於いて自軍と敵軍の見分けを付けるために用いられました。
上杉謙信は毘沙門天の「毘」の文字、武田信玄は孫子の兵法書に出てくる「風林火山」の文字の書かれた幟など、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
そして時代が下り、近世になると民衆の間にも広まっていったのです。

中でも神社の祭礼を告知する幟は天高くと言っても過言で無いくらい 長い幟を立てますね。

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亀ヶ池八幡宮が兼務している神社のご祭礼で立てられる幟旗

それはどう言うことかと言うと、神様に降臨していただく目印になるからです。

神社に神様はいないの? と思われるかもしれませんが、遠い昔はご祭礼を行うときはお祭の間だけ神様に降臨願いました。
しかし、降臨願うにしても神様が途中で道に迷われてしまったら大変なので「目印になるようなものを」という事で、先端に神事で使う榊を立て、更に当時は神聖なものとされてきた布に神様の名前を大きく書き「神様目的地はここですよ」という目印としたのです。

亀ヶ池八幡宮では、外周石玉垣沿いに色とりどりな幟が立っております。

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亀ヶ池八幡宮外周石玉垣沿いの幟旗
神道では古くから青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の五色を神事に用います。
それは、陰陽五行思想によるもので、それぞれ木・火・土・金・水の色を表しているといわれております。
当宮ではその五行の色を表す意味と、参拝者の皆さんの目を楽しませる意味で、五色+αの幟旗を立てております。