さて、本日は境内に祀られている神様についてご紹介したいと思います。

亀ヶ池八幡宮参道大鳥居をくぐり、進むと右手側に榊の木に囲まれた小さなお社がございます。

こちらのお社は「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」という神様をお祀りしたお社です。

 

祓戸大神様は御祓いの神様です。

普段の御祈祷でも、年に一度の例大祭でも、お家を建てる時に行なう地鎮祭でも、神葬祭でもどんなお祭りにおいても、まず初めに「祓詞(はらえことば)」という祝詞を申し上げます。

祓詞とは、黄泉の国から帰ったイザナギ大神が禊を行ったときに生まれた祓戸大神様のお力で、我々の身に付いた災いごとや罪・穢れを祓い清めて戴くという意味の祝詞です。

この祝詞を申し上げて、心身ともに清浄になって初めてお祭りが出来るわけですので、この祓戸大神様はとても大切な神様なのです。

そのような意味がありますので、亀ヶ池八幡宮では初めに祓戸大神様にお参りをされ、手水舎で手と口をすすぎ、身も心も綺麗な状態にしてから御本殿(亀ヶ池八幡大神様)にご参拝され、更なる御神徳をお受け下さい。

尚、祓戸大神様にお参りされる際には「はらえたまえ きよめたまえ」とお唱えして、ご参拝されると宜しいかと思います。