本日は、午後から冷たい雨模様となってしまいました。
そのような足下の悪い中、社務所に御朱印を希望されるお参りの方が来られました。
御参拝ご苦労様です。

さて、今日は「御朱印」についてお話したいと思います。

「御朱印」というのは神社仏閣に参詣した折に戴く、朱肉で押された印です。

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近年では「御朱印ブーム」という事でしょうか、老若男女様々な方が朱印帳を手に御朱印を戴きにいらっしゃいますが、もともとはお寺に参詣した折に、事前に各自で行なった写経を納めた証としていただいた「納経印」でありました。
現在では、四国八十八箇所めぐりにおいて、身に羽織っている白衣の背中部分に印をおしてもらい、巡礼の証とするケースもあります。
その後、神社もそれを取り入れ、納経ではなく参詣した証として朱印を授けるようになりました。

尚、御朱印はスタンプとは違いますのでスタンプ帳ではなく、きちんとした「御朱印帳」に押印していただきます。