本日は早朝より亀ヶ池八幡宮御本殿において、四月十五日の月次祭を斎行し、亀ヶ池八幡大神様に皇室の益々の弥栄、氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。

また本日は亀ヶ池八幡宮の兼務神社の一社でございます浅間神社(久保鎮座)の例祭が、亀ヶ池八幡宮禰宜を斎主として執り行われました。

浅間神社の御祭神は木花咲耶媛命(コノハナノサクヤヒメノミコト)であり、桜の花を神格化した神様であります。
総代世話人をはじめ、久保地区に住む氏子の皆さんを御守護下さっている事への感謝と五穀豊穣をお祈りいたしました。

古来より桜は日本を代表する花であり、また桜という名前は神様がお移りになる小さな依代(よりしろ)という意味があると言われ、桜の花びらが風に吹かれて田畑に舞い散る様子を、先人たちは神様の御力が田畑に降り注ぐと捉えました。

そのような考え方から、桜の神様である木花咲耶媛命は五穀豊穣の神様であり、また、古事記・日本書紀において、天孫ニニギノミコトの御子を出産なさるときに、産屋に火を放ちましたが火傷一つ負うことなく元気な赤ちゃんを出産なさった事から、火難除けと安産の神様としても信仰されている神様であります。

久保地区の益々のご繁栄と、ご関係者様のご健勝をお祈り致します。

写真は、令和3年の様子です。