今年の桜の開花宣言から約3週間、桜の花びらもだいぶまばらになり、葉桜模様で葉っぱの割合のほうが多くなってきました。緑の息吹、生命力を感じます。

暦をめくりますと、本日は二十四節気のうちの一つ「清明」です。

清明とは天地万物に生命力がみなぎり、清く明るく、清々しく美しくなるという意味があります。

亀ヶ池八幡宮境内も美しい植物や花が彩っており、その姿を写真に収めようと多くの方がカメラを向けております。

境内には、シャクナゲやシロツメクサ、ユキノシタなどの草木も花を咲かせ、またふと風が吹けば春牡丹の香りが漂います。

日本は季節の変化が常に感じられて、だからこそ叙情的な俳句などの文化が発展したのでしょうね。

七十二候では清明の始めは、玄鳥至(つばめきたる)です。もうすぐ燕が見られるでしょう。

当八幡宮境内には様々な鳥が訪れます。参拝の折には鳥の観察をしてみてはいかがでしょうか。鳥に詳しくなれるかもしれません。