早朝より亀ヶ池八幡宮神前にて、9月の月次祭を斎行致しました。

亀ヶ池八幡大神様に皇室の益々の弥栄と氏子をはじめ日本国民の安寧と新型コロナウィルスの鎮静化も、併せてご祈念申し上げました。

さて本日は、防災の日です。なぜ9月1日なのかというと、この日は関東大震災が発生した日であったり、9月は「台風シーズン」と名がつくほど台風による災害が発生しやすい時期ということで、地震や風水害に対する防災意識を高めるため昭和35年に制定されました。また今日から一週間、防災週間とされているので公園や広場、学校、職場等で避難訓練や防災訓練が行われるところもあるでしょう。

 

日本の古典『古事記』や『日本書紀』では、当時起きたであろう大災害を物語として語り継いでいます。ヤマタノオロチは水害を表し、スサノオが母をなくした寂しさで荒れ狂う場面は台風や地震、火山噴火を表していると言われています(※諸説あり)。災いは神様が起こしていると考え、人々は神様が鎮まるようお祈りしました。その幾つかがお祭りとなったのです。月次祭もその一つといえるでしょう。

 

いつ起こるか予測できない災害に、いつ起きても被害を防げるよう、家族とも話し合い対策を万全にしましょう。