今日も朝から真夏日ですね。熱中症などに気をつけて、無理をなさらないようお過ごしください。
さて、本日は清涼感のある「青竹」についてお話したいと思います。

青竹はどこにでも生えている植物ですが、古来より神聖な植物として、また、松竹梅の言葉もあるように吉祥の象徴ともされてきました。
なぜ、竹が聖なる植物なのかというと、天高く真っ直ぐに伸びる姿から、神様の降臨される植物とされるとともに、一年中青々としている事から非常にめでたいとされたのです。

地鎮祭を行うときや、様々な神事を行う時も、四方に竹(斎竹:いみだけ)を立てて注連縄を張り巡らし、聖と俗との結界とします。