先日、霊園の墓前にて五年祭を執り行いました。
雨の中の奉仕でございましたが、滞りなく斎行いたしました。

年祭は家の宗教が神道である場合に行う先祖祭です。亡くなった故人様を祖先神としてお祀りし、一族の守護神としてお鎮まりいただくお祭でもあります。
御霊の宿った霊璽に御霊をお慰めしご一族をお護り下さいますよう、祈念致します。

神道での先祖祭には十日祭や五十日祭・百日祭といった亡くなった日から数えて行う祭があります。五十日祭の後は百日祭。さらには年ごとに行う先祖祭がございます。
今回の五年祭は亡くなってから五年後の祖先祭です。以後十年祭、十五年祭、二十年祭と続きます。

以後は、故人の御霊(おみたま)は家の守り神として祖霊神となり、それまでの祖先と同じように祀られ、ご一族をお見守りいただくのです。

この度五年祭をされましたご家族様、本日はお疲れ様でございました。