新たに神棚を設けたいという方がまず何をどうすれば良いかわからないというご質問がございました。

神棚にまつる御神札についてとお祀りの仕方を改めてご紹介いたします。神棚がなくても御神札をおまつりすることもできますので合わせてご紹介いたします。

写真の左から

  • 亀ヶ池八幡宮
  • 天照皇大神宮(てんしょうこうたいじんぐう)
  • 大歳御祖大神(としがみさま)
  • 火産霊大神(ひのかみさま)
  • 水波売大神(みずのかみさま)

の御神札です。この五体を一揃いでお祭りいただくのが一般的なものとなります。

天照皇大神宮のお札は、一般的には「神宮大麻(じんぐうたいま)」と呼ばれる伊勢神宮のお札ですが、日本全国どこの神社でも受けられます。
伊勢神宮は天照大御神をお祀りする大きなお宮です。天照大御神は天皇陛下の祖先の神様であり、また日本の国そして国民を御守り下さる神様です。
そのため、何処のお宮でも受ける事ができる御神札なのです。

亀ヶ池八幡宮の御札は、亀ヶ池八幡大神様の御魂の宿っているお札であり、お家の中心にお祀りすれば家内安全の御神徳を、厄年の方がお受けになれば厄除けの御神徳を受けられる、全般的な事柄に対しての御神札になります。

大歳御祖神のお札はお正月にお祀りすることにより、その家・家族に恵みをもたらして下さる歳神様の御神札になります。

以上の三体の御札は神棚若しくは、神棚が無い場合リビングなどご家族様皆さんがお集まりになるお部屋の高くて清浄なところにお札の正面を東か南に向け向かって左側に歳神様・真ん中に天照皇大神宮・右側に亀ヶ池八幡宮のお札を横一列にしてお祀りください。

火産霊大神・水波売大神のお札はお台所にお祀りします。どちらも人間の生活には欠かすことの出来ない火と水をお恵み下さる神様のお札です。お台所のやはり高くて清浄な場所に南か東の方角に向けてお祀りください。東か南が難しい状況の場合はそれぞれの神様にガスコンロや流しを見て戴く形にしてお祀りいただければ宜しいでしょう。

 

亀ヶ池八幡宮社務所にて頒布致しております。

どうぞお気軽にお声がけくださいませ。