本日は節分祭・豆撒き行事が執り行われましたので、写真を交えてご紹介致します。

節分は立春の前日、稲作などの農作業に大切な時期に、鬼や邪気を祓って無事の豊作・幸せを祈っていました。今日では、今年一年無事安泰であるようにとの厄落としの意味があります。

午後三時になりますと、応募された福男福女の皆様が御社殿にてまずお祓いを受け、宮司による祝詞奏上、そして金幣拝戴の儀に続いて追儺(ついな)の儀が執り行われます。

追儺は古くは室町時代から始まったとする説があり、豆の代わりに桃の木で作られた弓矢等で鬼を追いかけ悪疫邪気を退けようとするものでした。

亀ヶ池八幡宮の追儺の儀は追儺棒を竹の棒で叩き、大きな音を出して邪鬼を退けるという行事です。騒いでいた鬼も邪気が祓われ、しずしずと退がって行きました。

神事の後は豆撒き行事です。

豆撒きは神楽殿で行われます。亀ヶ池八幡宮では撒かれる豆に引換券が付いており、福物を持ち帰ることができます。豆撒き神事は3度に分けて行われました。勇ましい掛け声のもと豆撒きは盛大に行われ、境内も大いに賑わいました。

福を授かろうと参拝者が神楽殿前に詰め掛けました。

福物を御協賛頂きましたご関係者様、地元企業様、また本日ご奉仕頂きました皆様に御礼を申し上げます。

この一年皆様方に福徳巡り来たらんことをお祈り申し上げます。