さて、1月15日は古来より小正月と呼ばれております。これは、元旦を大正月と呼ぶのに対したものであり、地域によっては、この日に正月をお祝いしたり、7日に下ろすお正月飾りをこの日に下げたり、鏡開きをして食べたりする風習が残っている地域もあります。

しかし、全国的に見ると、この日は一般的に「どんど焼き」の日とされています。
どんど焼きとは、地域の氏神様の境内や、道祖神の近くにお正月に飾った松飾りやしめ縄・しめ飾り、御幣やだるまさんなどを持ち寄って、大きな焚き火を焚く地域の人によるお焚き上げの行事です。
お焚き上げ行事ですが、松飾りなどをただ燃やすのではなく、木の枝や竹竿にお団子を刺したりスルメをはさんだりして焙って食べると、一年無病息災に過ごせると言われております。

また、正月飾りと一緒に書初めで書いた習字を火の中に投じて、天高く舞い上がったら字が上手になるとも言われております。

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そして本日、1月17日にどんど焼きでは処分できない材質のものや、その後納められた古札などの処分前清祓を、亀ヶ池八幡宮で兼務しております大沼神社で執り行いました。

清祓されたものは、このあと行政による材質区分によって処分されます。

総代の皆様はどんど焼き行事のときから分別作業に大変時間をかけられるそうです。本日の神事また、作業大変ご苦労様でした。