昨日は8年ぶりに満月と重なった中秋の名月でしたね。お供え物を用意して、お月様を眺めましたか。お月見にはきれいな月を鑑賞するだけではなく、秋の収穫を感謝する意味も込められています。そのためすすきやお団子にも意図がありますので、是非調べてみてください。

 

そして20日から秋のお彼岸入りでした。入から2日経っていますが、本日はお彼岸についてご紹介いたします。

お彼岸とは今では仏教の行事として定着しておりますが、もともとは神道の祖先祭祀の行事でありました。
中でも「お彼岸の中日」と呼ばれる「春分の日」「秋分の日」はもともとは「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」という、歴代天皇の御御霊をお祀り申し上げ慰める祭事を行なう期間でした。しかし、戦後に民間で行なわれていた先祖供養と仏教の行事が合わさり、今のようなお彼岸となりました。

神道・仏教に関わらず、御霊舎・御仏壇を綺麗に掃除し、いろいろなお供え物をして、家族みんなでご先祖様を偲びたいものです。