本日は亀ヶ池八幡宮の兼務神社であります、下溝八幡宮にて秋の例大祭が斎行されました。

写真のように今年は参列者を総代さんのみと縮小し、神輿渡御も中止となりました。祭典も間隔を空けてご祈祷を受けられました。

ご祭神は亀ヶ池八幡宮と同じ応神天皇であります。1532年頃に溝郷が上溝・下溝に分かれるにあたり上溝に鎮座していた亀ヶ池八幡宮より旧下溝村の鎮守様として勧請されたといわれています。

現在では、七五三参りやお正月になると沢山の参拝者で賑わいを見せます。

神仏混交時代の名残でありましょう、磯部八幡宮と同じく、境内には檜の寄木造で、高さ38センチ、膝張り33センチの玉眼入りの不動明王坐像がお祀りされているお堂があり、今でも下溝八幡宮のお不動さんとして篤く信仰されております。

例大祭は古くから伝わる大事なお祭りであり、五穀豊穣をはじめ、氏子さんや下溝地区の皆さんに災いが無いようにという祝詞が奏上され、祭主をはじめ氏子総代・世話人がそれぞれ思いを込めた玉串をお供えします。

 

総代の皆様、本日は御参拝ご苦労様でございました。