本日は、亀ヶ池八幡宮で兼務しております大沼神社（大沼鎮座）にて、宮司斎主のもと御神輿の御霊入れ並びに例祭が斎行されました。

早朝より御神輿の御霊入れが行われ、続いて御神殿内にて例祭式典が行われました。

例年ですと、この神輿御霊入れの朝から、地元の自治会長やお囃子・お神輿関係の皆さまやご来賓の方も参列され、御本殿での例祭式典にも多くの方お見えになります。もちろん町内に神輿が担がれて巡幸し、境内には何十軒の露天商が立ち並び、神楽殿での大変にぎやかな一日となるのですが、今年はコロナ禍のため、総代の方のみで行われ、各種神賑行事等は取り止めとなりました。

大沼神社の御祭神は「市杵島姫命」（いちきしまひめのみこと）という女神様で、別名を「弁才天」と申し上げます。
古くから財福・諸芸上達の神様として信仰篤く、またお使いが蛇という事もあり水神としての性格も併せ持つため農作物の豊穣を守護する神様としても信仰されてまいりました。

祭典も無事に斎行され、大神様の御神威もあらたまり、また今日から一年大沼地区にお住まいの氏子の皆様方には息災に毎日を過ごせますようご祈念申し上げます。