本日は市内の古清水地区において神輿御魂入れ神事がございましたので、ご紹介致します。

亀ヶ池八幡宮より神職が出向き、八坂様のお札をお供えし、神様がお神輿にお移りになりますようにとの祝詞を奏上いたします。

本年はコロナ禍によって神輿を担いでの町内巡り、また露天商や獅子舞などの演芸もすべて縮小また省略されて行われました。

参列者も最少人数にしてソーシャルディスタンスを確保し、宮司の祝詞によって神様にお遷りいただいた神輿は八坂神社前に奉安されました。

八坂祭は、その本社を京都に鎮座する八坂神社の神様のお祭です。そのご神徳により、体力が暑さで衰え伝染病が流行りやすくなるこの時期に、疫病を退けこの先の暑い夏を無事乗り越えようという意味のあるお祭です。

八坂神社の神様は素盞嗚命ですが、明治時代頃までは牛頭天王といわれておりました。八坂祭が「お天王様」と呼ばれるのはその為です。

雨が降ったりやんだりの天気でしたが祭典中はすっきりと晴れました。皆様本日は暑い中のご参列、まことにお疲れ様でございました。
町内平穏と自治会ますますのご隆昌をご祈念申し上げます。