本日は節分祭・豆撒きが執り行われましたので、その様子をご紹介致します。

節分は立春の前日、稲作などの農作業に大切な時期に、鬼や邪気を祓って無事の豊作・幸せを祈っていました。今日では、今年一年無事安泰であるようにとの厄落としの意味があります。

応募された福男福女の皆様が御社殿にてまずお祓いを受け、宮司による祝詞奏上、そして金幣拝戴の儀に続いて追儺(ついな)の儀が執り行われます。追儺は古くは室町時代から始まったとする説があり、当時は豆の代わりに桃の木で作られた弓矢等で鬼を追いかけ悪疫邪気を退けようとするものでした。庶民に普及していくにつれ「豆」を使うようになりました。「まめ」は「魔滅(まめ)」と読めることから魔を滅ぼす力があると解釈され、節分に豆を撒く風習ができた、といわれています。

亀ヶ池八幡宮の追儺の儀は追儺棒を竹の棒で叩き、大きな音を出して邪鬼を退けるという行事です。騒いでいた鬼も邪気が祓われ、しずしずと退がって行きました。

神事の後は豆撒き行事です。

豆撒きは神楽殿で行われます。

大勢の福男福女の方にご参加頂きましたので、豆撒き神事は2度に分けて行われました。勇ましい掛け声のもと豆撒きは盛大に行われ、境内も大いに賑わいました。

600人を超える大勢の参拝者が福を授かろうと境内の神楽殿前に詰め掛けました。撒かれた福豆には引換券がついており、素敵な福物(景品)と交換することができます。

福物を授かろうと、福物授与所には長蛇の列が連なりました。

福物を御協賛頂きましたご関係者様、地元企業様、また本日ご奉仕頂きました皆様に御礼申し上げます。

この一年皆さんに福がめぐりますようにお祈り申し上げます。ご参拝ご苦労様でございました。