本日より霜月でございます。
霜が降り始める「霜降月」から霜月となったとする説がございますが、最近めっきり寒くなり、霜が降るのもそう遠くはないことでしょう。
さて本日は早朝より、霜月一日の月次祭を御本殿に於いて厳粛のうちに斎行致しました。
月次祭というのは、一月の最初と半ばに行なわれるお祭でございます。月の始めと月の半ばを迎えた事を大神様にご報告申し上げますと共に、一日には一ヶ月の息災を、そして十五日には残り半月の息災を祈念致します。
本日の月次祭でも亀ヶ池八幡大神様のご加護のもと、皇室の益々の弥栄、そして氏子をはじめ日本国民の安寧をご祈念申し上げました。
さて先日、稲荷社の一対の狐へ赤い前垂れが奉納されました。
この赤い前垂れは、当宮の権禰宜のお手製によるものです。
一針一針真心込めて奉製致しました。
これから寒くなりますので、お狐さんもきっとこの冬は温かく過ごせる事でしょう。