本日は、先日ご奉仕致しました墓前祭についてご紹介致します。

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神道ではお墓のことを奥津城(おくつき)と言います。

まず新しい奥津城をお清めし、奥津城にお骨を納める納骨の儀を執り行います。墓前には祭壇を設けて、お米やお塩、お酒にお水に海の物・山の物・故人の生前好きだったもの等をお供えします。

神道での先祖祭には十日祭や五十日祭、百日祭といった亡くなった日から数えて行う際、更には年ごとに行う先祖祭がございます。
以後は、故人の御霊(おみたま)は家の守り神として祖霊神となり、それまでの祖先と同じように祀られ、ご一族をお見守り頂きます。

先祖祭には、お御霊を祖先神としてお祀りし、故人の安らかならんことと、一族の守護神として一族をお護り頂くよう祈念するという意義があります。祖先の御霊は、こうしたお祭を重ねていくことによってさらに清められ、清浄な存在となり、子々孫々を守護する神様となっていくのです。

故人様が安らかでありますようお祈り申し上げます。