お天気に恵まれた本日は、出張祭典という事で家屋及び稲荷社の解体前清祓井戸払いの樹木伐採清祓のご奉仕がありましたのでご紹介させて頂きます。
 
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まずは長年住まわれた家屋と、ご家族様をお守りくださっている稲荷社前にて斎行されました解体前清祓です。
解体前清祓は、建物を解体撤去する際に行うお祭りです。
土地・地域の神様やお祓いの神様、建物の神様をお招きし、工事に支障がなく無事に完遂されますようにと祈念致します。 

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続いて、樹木伐採清祓です。神道では古来より、山川草木(さんせんそうぼく)すべてに神様が宿ると考えられています。中でも、木は神様や精霊が宿る一番の目印と言われています。
 
地鎮祭の時には、祭壇の最上段に神籬(ひもろぎ)という大きな榊(さかき)を立てて、お祭りの間だけ神様に降臨して頂きますし、どこの神社にも御神木があります。
そのように大切な樹木を伐採するときには樹木伐採清祓神事を斎行致します。
そして、今まで季節の移ろいとともに我々の目や心を楽しませてくれた事への感謝の奉告と、伐採工事をしても災いを被る事無く、業者さんに事故や怪我が無く無事順調に工事が終了する事を祈願致します。 
 
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そしてこちらが井戸祓になります。
井戸は水を湛えており、水は我々の命や生活諸々において潤し、清めてくれます。そして、その水の恵みは水の神様・井戸の神様のお陰であるとして、古くから井戸を大切にしてきました。井戸を埋めることになった場合、今までの水の恵みに感謝し、丁寧に神事をされることをお勧め致します。
埋め立てる井戸の前に祭段を組み、祝詞では井戸と水の神様に理由あって埋め立てなければならないことと、これまでの感謝を申し上げました。
 
皆様本日はご参列お疲れ様で御座いました。
大神様のご加護のもと、工事作業が無事に完遂致しますようお祈り申し上げます。