本日は二十四節気の「雨水」です。
雨水とは、空から降るものが雪から雨に変わり氷が溶けて水になるという意味です。草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。
まだまだ寒い日が続きますが、三寒四温をくり返し段々と春の訪れがやってくるのです。 
 
さて本日は、亀ヶ池八幡宮境内にて樹木剪定清祓式を斎行致しましたのでご紹介させて頂きます。
 
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神道では古来より、山川草木(さんせんそうぼく)すべてに神様が宿ると考えられています。

中でも、樹木は神様や精霊が宿る一番の目印と言われています。地鎮祭の際には、祭壇の最上段に神籬(ひもろぎ)という大きな榊(さかき)を立てて、祭典の間だけ神様に降臨して頂きますし、どこの神社にも御神木があります。このように、日本人は古来から樹木を神聖なものとして大切にしてきました。

そのような樹木を剪定するときには樹木剪定清祓神事を斎行致します。そして、今まで季節の移ろいとともに我々の目や心を楽しませてくれた事への感謝の奉告と、剪定工事をしても災いを被る事無く、職人さんに事故や怪我が無く無事順調に工事が終了する事を祈願するのです。   

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本日は早朝から夕方にかけ一心に作業に取り掛かりました。作業に取り組まれました皆様、大変お疲れ様でございました。