本日二月十四日頃より、七十二候である「魚上氷(うおこおりをいずる)」となります。

七十二候は二十四節気を更に五日に分けた暦の分け方であり、気象の動きや動植物の変化を知らせます。魚上氷は春の暖かさで湖や川の氷が割れ、氷下で泳いでいた魚が氷の上に跳ね上がる頃を表します。春嵐の影響で暴風雨に見舞われた早朝でしたが、午後にはすっかりと晴れ、昨日と今日とで春の陽気となりました。 

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亀ヶ池八幡宮境内には、春一番を告げるように梅の花が咲いております。
 
 
 「梅の花 今盛りなり 百鳥(ももとり)の 声の恋しき 春来るらし」(万葉集・五巻より)
 

古来から梅は数々の歌にも詠まれ、春の到来を待ちわびる歌人に愛されてきました。 

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また、河津桜の蕾も開花の兆しとなっております。 

ご参拝の折には是非皆様も花々を愛でられ、一足早い春を感じて頂けたら幸いでございます。