本日より如月に入りました。

如月の語源は、寒さで着物を重ね着することから「着更着(きさらぎ)」とする説や、気候が段々と陽気となる季節で「気更来(きさらぎ)」「息更来(きさらぎ)」、また草木が生え始める月で「生更木(きさらぎ)」とする説など様々あります。

早いもので睦月から如月へと移りました。春に向けての準備月でございますが、まだまだ寒さは続きます。インフルエンザも流行っておりますので、体調管理や予防には充分お気を付けください。 

さて、本日は早朝より如月一日の月次祭を、御本殿に於いて厳粛のうちに斎行致しました。

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月次祭というのは、月の最初と半ばに行なわれるお祭でございます。
月の始めと月の半ばを迎えた事を大神様にご報告申し上げますと共に、一日には一ヶ月の息災を、そして十五日には残り半月の息災を祈念申し上げます。
また本日は奉掲版の御製もご紹介させて頂きます。
  
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「ちはやぶる 神にむかいて はぢざるは 人の心の まことなりけり」
 
こちらは、明治天皇が詠まれた御製です。 
目には見ることのできない神様に向かい、恥じず清く正しい誠の心であることが最も貴いものである事を表しております。
 

明治天皇様の御製はまさに神様や国家国民への思いを詠った御歌が多く、今日でも多くの人に尊ばれております。