昨日、小西美術工藝社日光工房へと視察に伺いました。小西美術工藝社様には御造営事業に際し、金物や彫刻等の作業を依頼しております。

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下の写真は亀ヶ池八幡宮旧本殿の脇障子と蛙股です。

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旧本殿は約400年前に建てられております。長い歴史の間に、この脇障子と蛙股も損傷しておりましたが、保存状態が良く、また職人さんの細かな技術を以って、極彩色に塗られ見事に当時の如く復旧されています。
脇障子はそれぞれ牡丹と獅子・竹と虎、蛙股には松と鷹が彫られ描かれております。
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こちらは箔押し加工の作業中です。
ひとつひとつ丁寧に純金の金箔が貼られていきます。社殿に取り付けられる日が待ち遠しく思えます。
普段は見ることのできない洗練された技術を拝見することができました。たくさんの方々のご協力で御造営事業は完遂へと着々と向かっております。