本日は相模原市南区磯部にて、帆かけ舟進水式のご奉仕がございました。

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この磯部地域は明治時代から昭和初期まで相模川の水運で帆かけ船が活躍し、上流から薪や炭などを、下流からは干し魚や日用雑貨などを運び、昭和初期は砂利や玉石、砂の運搬など、日常的な風景として親しまれていました。しかし、陸路による運搬が発達し、いつしか帆かけ舟の姿が見られなくなりました。

昭和53年、近くの農家から明治時代に使われた帆が発見され、その帆と古い舟で帆かけ舟の復元がされ、現在は相模川の夏の風物詩として、毎年8月第一日曜日に磯部頭首工の蒸溜で復元演習会を開催されています。

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今回は、いままでその復元演習会で使われてきた舟、さらに復元された新しい帆かけ舟の進水式が行われました。

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亀ヶ池八幡宮禰宜による舟のお清め神事の後、相模原市磯部民俗資料保存会の会長はじめ、ご来賓の方々などがテープカットをし、初めて舟が川に浮かべられました。

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お清めされた新しい帆かけ舟は、今後磯部地区の夏の風物詩として活躍することでしょう。

皆様、本日は誠におめでとうございます。磯部地区近隣の方は、この舟が八月の日曜日に川を渡る様子を
ご覧になってみてはいかがでしょうか。