本日は、早朝に井戸埋め並びに物置解体のお祓いがございました。

井戸埋めの神事の際には、このように注連縄を貼ります。
これは、神事を斎行している間に諸々の邪魔や穢れが及ばないようにという意味がございます。

井戸は水を湛えております。水は我々の命や生活諸々において潤し、清めてくれます。そして、その水の恵みは水の神様・井戸の神様のお陰であるとして、古くから井戸を大切にしてきました。井戸を埋めることになった場合、今までの水の恵みに感謝し、丁寧にお祀りをされることをお勧め致します。

また合わせて付近の物置を解体するにあたり、その工事中、災いごとなく無事に終えられるよう、その物置をお祓い致しました。

神事の後には、ご家族様に手によって神様に捧げたお米、お塩、御神酒を井戸や解体工事の範囲に撒いていただき、お清めを行いました。これには、お清めと同時にお供えの意味もあります。

このようにあたり一面雪の中にて行われる神事の写真を見てみますと、とても相模原の風景とは思えないですね。本日はまことにご苦労様でございました。