本日は朝より井戸埋めの清め祓いがありました。

DSC03618.JPG DSC03619-1.JPG
神事では、亀ヶ池八幡大神様を始め、その地区をお守り下さる神様・土地神様、そしてお祓いの神様と水と井戸を司る神様をヒモロギにお招きし、この度理由があって井戸を埋め立てる事となった御奉告をいたしました。
さて、本日は紅葉で彩られた境内のご紹介です。

P1060131.JPG
ここ連日で冷え込みが深まり、御神木の夫婦大銀杏を始め境内の木々は色づきを深めました。
P1060139.JPG P1060136.JPG
大鳥居付近の欅や紅葉は紅く色づきました。
常緑樹の榊や椿の緑と相まって、非常に美しいものとなっております。
P1060128.JPG
こちらは御神木の夫婦大銀杏の全景です。
遠目から見てもその風格、存在感は堂々としたものであります。
大鳥居の建立される前までは、この夫婦大銀杏が鳥居の役割をしていたと伝えられておりました。
神社というと鳥居がつきものでございますが、神社の由緒によっては鳥居に準ずる物(御神木や大きな柱)が神門とされているケースもございます。
P1060134.JPG
こちらは、御神木を下から写した物です。
太くて立派な幹に思わず圧倒されますが、その太い幹とご本殿を守らんとするように広がる枝々によって、優しく包まれるような気持ちにもなりましょう。
余談ではありますが、銀杏を御神木に定めたり、神社の杜を形成する樹木として植えているお宮は多くございます。
それは、銀杏が実を多く結ぶという事で繁栄の象徴として植えられる事もそうですが、イチョウという樹木は、欅や桜といった樹木よりも水分の含有量が多く、燃えにくい木であるという事から、神社の杜の一部として植えられる事が多いようです。

少しでも神社を火災より守ろうという先人達の知恵でございましょう。
我々も先人達の知恵を無駄にすることなく、神社の護持に努めなければなりません。