今日も変わらず夏の陽気になりました。

さて、本日は大安吉日という事もあり、地鎮祭の奉仕が重なりました。

pict-CIMG0038.jpg
pict-IMG_0037.jpg pict-DSC02278.jpg
地鎮祭の様子

地鎮祭は奈良時代より続く古式ゆかしい日本の伝統祭事です。
大地の神様に建物を立てるための許可をいただき、工事の安全を見守っていただく神事です。
本日は誠におめでとうございます。

昨晩は十五夜でした。
境内から見上げるとまん丸のお月様。

pict-P1120138.jpg pict-P1120136.jpg
仲秋の名月
さて、この中秋の名月ですが、なぜ9月12日を「十五夜」と呼ぶのでしょうか。

昔の暦では、1・2・3月を春 4・5・6月を夏 7・8・9月を秋 10・11・12月を冬と呼んでいました。
そして、旧暦の8月15日が今の9月12日にあたるため、この日を「十五夜」と呼ぶのです。
また、別名である「中秋の名月」というのは8月が秋の真ん中にあたることから、秋の真ん中の良い月という意味で中秋の名月と呼びました。

今では、ちゃぶ台にススキと果物、そしてお月見団子を飾って月を鑑賞するスタイルが一般的ですが、1870年頃まではこの日に祭礼を行ない五穀豊穣を祈る大切な日でありました。
それは満ち満ちた月が豊作・豊穣の象徴とされていたためです。

ちなみに今日の月は「十六夜」とい言います。
十六夜という言葉には「躊躇う」という意味があり、十六夜の月の出は十五夜よりもやや遅いという事からこの様な言葉ができたと言う事です。

illust293_thumb.gif