朝夕方に吹く境内の風はめっきり涼しくなりました。
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本日は二十四節気のうちの一つ「白露」です。

「白露」というのは「秋が本格的になり、草木に露がつき始める」という意味です。  

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神楽殿の向こうには秋の青空

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社務所の庭園の手入れを職人さんにお願いしました

さて、秋の深まる白露と言っても、なぜ「白」とい色がついているのでしょう。

実際に、露が白くなるわけではありませんが、これは「陰陽五行説」という中国の自然哲学によるもので、世界は木・火・土・金・水の5つの元素で出来ているという考えです。
その中で春夏秋冬を表すものとして五色の「色」が当てはめられ、秋は白色になっています。

そのような理由から、深まる秋を表す言葉に「白」という色が使われる事となったのです。

他にも、陰陽五行説からきた言葉では「青春」や「朱夏」「玄冬」などがございます。

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