いよいよ九月になりました。

本日は、雑節の一つ「二百十日」です。
二百十日というのは立春から数えて二百十日目にあたる日で、季節の変わり目でもある季節点とも言われております。
この言葉が使われ始めたのは江戸時代の伊勢暦という暦が最初で、この日前後は台風がやってくる時期でもあると言われ、民衆は事前に把握しておいて稲や田んぼの被害を最小限に食い止めようとするなど、その対策におわれました。
奇しくも、今年は暦どおり大型台風が本州に向かってやってきておりますので、皆様方充分にご留意下さい。

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月次祭奉仕の様子

さて、月も改まり、亀ヶ池八幡宮では早朝より九月一日の月次祭を斎行し、国家皇室の繁栄安泰、そして国民・氏子崇敬者皆様方の弥栄守護を祈念申し上げました。

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また本日は、亀ヶ池八幡宮兼務の磯部御嶽神社(南区磯部鎮座)にて例祭の日でございましたので、当八幡宮禰宜を斎主とし、氏子総代以下世話人の皆様方参列のもと厳粛に斎行されました。

磯部御嶽神社の創建は伝承によると延分元年と伝えられており、神代の昔天照大御神が天の岩戸に籠もられた際に、お出まし願う祝詞を奏上したアメノコヤネ命を御祭神としてお祀り申しあげております。

例祭というのはその神社に伝わる数多くのお祭の中で最も大事なお祭です。
去年の例祭から今日の例祭までの一年の間大きな災難に見舞われず、氏子の皆さんが安泰に暮らすことができた事への感謝と、また今日から一年間の守護と氏子地域の安寧を祈念申し上げる神事でございます。

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会社様に出向いての交通安全祈願もございました。昨年には神棚を設け神棚入魂祭をご奉仕させていただきました。その時にも自動車をお祓い致しましたが、今回重ねて交通安全・車両清祓を祈願致しました。神様のご加護のもとで、益々ご発展されているようでした。更なるご守護をいただき社員の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。