本日も朝から夏空が広がりました。

暑い最中でしたが、天満宮(当麻鎮座)・八坂神社(九沢鎮座)にて八坂祭の御魂入れの神事が亀ヶ池八幡宮禰宜・同権禰宜等によって行われました。

八坂祭でお祀り申し上げる神様は牛頭天王(ごずてんのう)さんでございます。
疫病除けの神様で、相模原市内各地区町内に悪い病気や災厄が流行らないようにと願って、亀ヶ池八幡宮の境内社にて祀られている、八坂大神を勧請・分社したのであります。 

九沢の八坂神社では、まず年に一度の例大祭を行います。
例大祭では、去年の例大祭から今日までの一年間の無事を感謝し、これからまた一年間の氏子の皆さんと地区の繁栄発展・安泰守護を祈ります。
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神前にて神事が行われます

そしてその後、神様に御神輿にお移り戴いて神輿渡御となるのです。
神前で神様に奉告をした後、実際に本殿から神様に外に出て、町内・地区内を巡って戴くと言う形になります。

今度は外に出て御神輿の前で改めて、御魂入れの神事を行います。

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神様がご本殿から御神輿にお移りになられます
さて、天満宮の神輿御魂入れ神事です。
新しく注連縄を張った御神輿の中に、御神体となる特別な御札を納め、その前に祭壇を組みます。
そして、亀ヶ池八幡宮禰宜が祝詞を奏上し、その後には無量光寺の住職さんによりお経が上げられます。
これは、今では亀ヶ池八幡宮が管理している神社ですが、古い歴史を辿ると無量光寺と深い関わりがあったため、当麻天満宮の祭典は同八幡宮神職と同寺住職によって執り行われる事となったのです。
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御神輿と子供たち

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御神輿と山車の御祓い

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亀ヶ池八幡宮禰宜による祝詞奏上      無量光寺住職の読経
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禰宜と住職さん

明治時代までは、神仏は神主・僧侶がお互いにお祀りをしておりました
天満宮の御魂入れは日本の古くからの伝統的な姿なのです