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初詣に行くと、御札・御守りを戴くところで一緒に「暦」も置かれている事かと思います。

亀ヶ池八幡宮では、この「暦」は御祈祷を受けられた方や年末年始に新しい御札を受けられる皆様にお渡ししております。

中をあけてみますと、いろいろな大安・仏滅・友引ですとか、歳徳神・金神といった神様の名前がかかれています。
もう少し読み進めていくと、一年間の月や各月の神社の祭礼などがかかれていますが、よく見ると「一月(睦月)大」とか「四月(卯月)小」といったことが書かれている事に気がついた方もおられましょう。

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一月(睦月)大 四月(卯月)小 
これは、その月が31日までか、30日までなのかを判断する目印なのです。
実際にカレンダーと照らし合わせてみると、大の月は31日までであり、小の月は30日までしかありません。
ちなみに、2月は28日までしかないので「平」となります。
これは旧暦のなごりであり、旧暦では大の月は30日。小の月は29日までとなっていました。