東北・関東大震災から早一週間が経とうとしております。
現在でも、被災者の方が苦しんでおられる姿が報道されますが、見ていて胸が痛みます。
亡くなられた方々のご冥福と、被災者の方の救済、そしてこの国難が一刻も早く終息に向かいますことを只々祈る毎日です。 

本日はお彼岸の入りです。
暑さ寒さも彼岸までと言いますので、これからは日、一日と暖かくなっていくことでしょう。

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さて、お彼岸というのはもともとは仏教用語で「死者が迷いの世界から安楽の世界へ至る事が出来る」と考えられました。
そこで、人々は春分・秋分の日の前後3日間を先祖の霊が安楽の世界へ至る事ができるようにと供養する期間としたのです。

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神道家のお墓(奥津城・おくつき)

現在ではその中日にあたる春分・秋分の日にお墓参りをしたり、お仏壇に牡丹餅やおはぎをお供えするなどして、供養をするようになりました。
この先祖供養、というのは仏教だけにとどまらず、神道に於いても非常に大切にされます。
神道では、人は亡くなるとその家の守護神になると考えております。
ですので、このお彼岸の中日には仏教と同じくお墓参りをし、御霊舎に特別なお供えをしたりして、家の守護神となった祖霊の御霊を慰めるのです。