いよいよ明日から上溝夏まつりこと、お天王さまが始まります。

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本日は、五部会と本町の御霊入れがありました。
いよいよ明日明後日はお天王さまです。

お天王さまは、江戸時代後期より伝わる疫病除け・氏子安泰のお祭です。今では「上溝夏まつり」と呼ばれ「神奈川のまつり50選」に選ばれ、上溝メインストリートは出店等で大賑わいを見せます。
さて、お天王さまは京都の八坂神社の神様「牛頭天王」のことであり、村に病気が流行らない様にと亀ヶ池八幡宮に勧請されましたが、神仏分離令により、牛頭天王からスサノオ尊・八坂大神と名前を改められましたが、今でも「おてんのうさん」と呼ばれているのは、長い間氏子の皆さんに篤く親しまれているからです。

以前は上溝町内全地区からお神輿が亀ヶ池八幡宮に終結し、八坂大神の御霊入れをしておりましたが、現在では数地区となりました。
しかし、御霊入れの神事は廃れておらず、現在でも神職が出向き、各町会のお神輿に八坂大神の御霊をお入れいたしております。

何故お神輿に神様の御霊を入れ、町内を回るのかといいますと、担いで回ることによって神様の力を拠り一層活性化させ、町中にみなぎらせる為です。
そうなる事によって、町は神様に守られ、疫病が流行したりすることなく氏子の皆さんが安心して生活できるのです。

今年のお天王さまは相模原市が政令指定都市になって、初めてのお天王さまです。
きっと、八坂大神様も楽しみにしておられる事と思います。
今後の相模原市、そして上溝夏まつり「お天王さま」の更なる発展をお祈りいたします。