今日は久しぶりの雨です。

ここ連日、夏日・真夏日でしたが、今日でそれもクールダウン。
ちょっと肌寒いかな、という感じはしますが、木々や緑にとっては恵みの雨ではないでしょうか。
水は命の源です。

さて。
亀ヶ池八幡宮の名前の由来は、北東にあって亀が沢山棲んでいた池があった事から、亀ヶ池八幡宮と名づけられました。
現在では、亀の代わりに金魚が沢山棲む池が本殿西側の小さな杜に水を湛えています。
その池の脇に、小さなお社が建っています。

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このお社は、水神様を祀っているお社。

水神様はその名を「ミズハノメ神」と言い、農耕・漁業など水を一番に司る神様であり、田んぼや畑の隅や灌漑用水路の脇など、田畑において水を行き渡らせるスタート地点に祀られます。
それは、水の神様の力によって、溢れず枯れずのちょうど良い水の量を行き渡らせてもらい、稲や作物の順調な生育を見守ってもらうという意味があります。
農耕の神様以外にも、井戸の神様としても祀られます。
亀ヶ池八幡宮では、井戸を埋めるときや、井戸を埋めた跡地の御祓いを執り行なっており、その際には、水の神様に井戸の水を初め、土中に埋まっている水道管の水・上下水道・飲み水が濁って飲めない様な事にならないよう、感謝と清い水の恵みを祈って、水神様のお札を井戸やその跡地にお埋めし、鄭重に御祓いお清めを致します。

また、健康の神様でもあります。
水は生きとし生ける者の命を育む源。
水の神様の加護無くしてはみんな生きて行けません。
蛇口を捻ればいくらでも水は出てくるし、お金で買う事もでき、水がある生活が当たり前だと思ってはいませんか?
今一度、水の恵みの大切さを思い返してみては如何ですか?