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神殿の間

本日は天気雨かと思えば強い雨になり、また雷鳴とどろき雲も立ちこめたと思いきや、からりと五月晴れになるなどあわただしい天気でございました。

さて、今日は亀ヶ池八幡宮参集殿内の神殿の間にて、五十年祭並びに十年祭を奉仕しました。

神道では、丁重にお祀りして故人(命様)は一族の護り神となります。
そのためのお祭が年祭です。

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年祭の様子

ちなみに、神道の拝礼作法は二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)といい、二度お辞儀をして二度柏手を打ちさらにもう一度お辞儀をします。

神葬祭、つまり葬儀から、十日祭、五十日祭、百日祭、一年祭のときには、その二拍手のときに、音をならさずに打つ、忍び手という作法になります。一年祭までは故人を偲ぶお祭であるので「偲ぶ」と、音を「忍ぶ」のにかけたのでしょうか。

以降、三年祭や五年祭、十年祭は祖先神を鎮め祀るお祭であり、音を立てる柏手となります。