17日~18日に掛けて、亀ヶ池八幡宮総代・世話人伊勢神宮参拝旅行に行ってまいりました。
参拝旅行は毎年行っている恒例行事でございまして、今年度は神宮内宮の宇治橋も掛け替えられたこともあり、世話人らたっての希望での神宮参拝となりました。

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外宮社殿前

伊勢神宮は、内宮・外宮そして125のお社からなるお宮です。
内宮には、皇室の祖先神であり日本人の総氏神である天照大御神を。
外宮には、天照大御神のお食事を司ると共に衣食住・殖産の神様豊受大御神を。
それぞれお祀りしております。
また、内宮・外宮ともに20年に1度、お宮を建て直す式年遷宮という大行事が古代より連綿と行われ続けており、次回の遷宮は平成25年。あと3年後に行われます。
今回は式年遷宮を前に、神宮がどのようなお宮であり、我々日本人そして神道人にとって如何なるお宮なのであるか、その意義と歴史を勉強するためと、両大御神様への感謝参りとして計画された次第であります。

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左:興玉神社での集合写真 右:夫婦岩

初日は、外宮と二見ヶ浦に鎮座する、夫婦岩で有名な興玉神社への参拝。
二日目は内宮へ参拝させていただきました。

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左:宇治橋手前側にて集合写真 右:宇治橋を渡る一同

内宮といえば、平成21年11月に式年遷宮の一環として新たに架け替えられた宇治橋であります。
宇治橋前にて集合写真を撮り、いよいよ橋を渡りました。
五十鈴川の流れを耳にしながら、香しい檜の宇治橋を渡っていると、心なしか気持ちが鎮まるようでありました。
後継者不足のために宇治橋を作る職人が少なくなっているという話を聞いた事がありますが、この技術を絶やしてはいけないと思いました。

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内宮社殿前

外宮・内宮共に、伊勢神宮においての正式参拝である御垣内参拝をさせていただき、また内宮では御神楽を奉納させていただきました。

伊勢の神宮は、木々がまるで太古のままに生きているようでとても大きく、太く、そして天高くそびえておりました。
また、静かに厳かに鎮まるお宮は連綿とした歴史と言葉には言い表せない神聖性を感じ、ただ一言「ありがとうございます」と頭を垂れたのでありました。

余談ではありますが、宿泊先では緊張を解すかのように、宴会という形で直会を行いました。
美味しいお料理、お酒に舌鼓を打ち、総代・世話人さんがたによる大カラオケ大会を行ない、大変盛り上がりました。
宴会の後も、個人々々で二次会を楽しまれた方もいらっしゃったようでした。

二日間に渡る伊勢神宮参拝旅行でしたが、事故やトラブルもなく元気に帰路に着かれたようでして、我々としても一安心でございました。