井戸・樹木祓い
井戸祓、樹木祓とは、これから工事を行うにあたり、安全を願って執り行う祭祀です。古来より、井戸や木々には神様が宿っていると考えられ、これらを粗末に扱うことはできません。今日でも、井戸を埋める前、樹木を伐採する前には、こうしてお祓いをいたします。
式次第
以下のような式次第で進行します。
- 開式の辞
- 修祓(しゅばつ)
- 降神(こうしん)
- 献饌(けんせん)
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 切麻散米(きりぬささんまい)
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
- 撤饌(てっせん)
- 昇神(しょうしん)
- 閉式の辞
- 神酒拝戴(しんしゅはいたい)
意義
祭壇を対象の前に設け、これから処分することになった井戸や樹木に対し、海のもの山のものをお供えしてこれまでの感謝の気持ちをご奉告し、取り壊しや撤去、伐採の工事が無事進みますよう祈念いたします。
お申し込み
お申し込みは、電話または直接ご来社いただき前もってご予約、お打合せ下さい。
お施主様の氏名、現地住所、連絡先、などをお尋ねします。
また、以下の用紙を使用することができます。ダウンロードしFAXにて送信下さい。
ご準備いただく物
- 神饌
- 米 一合程
- 塩 一合程
- 水 一合程
- 神酒 一升瓶
- 海産物、乾物それぞれ2、3種
- 野菜、果物それぞれ2、3種
ご準備いただけない場合は当宮でご用意することも可能です。初穂料等はお問い合わせ下さい。