道祖神さまは日本各地で祀られている神様です。
長野県安曇地方の道祖神などが有名です。道祖神さんは「サエノカミ」とも呼ばれ、神話の時代にイザナギ命が黄泉の国から帰還した際に地面に突き立てた杖が最初であると言われています。
決まった形は無く「道祖神」と彫られた石柱やお地蔵さん、庚申様で祀られる「青面金剛」やお地蔵さんが二人並んだ像など多岐に渡ります。

呼んで字如く道の神様でありますので、交通安全や旅の安全を見守る神様です。
道と道の境界や入り口に祀られますが、これは悪霊や悪魔、疫病や災難から街・村・集落などを守る役割を持つと考えられるからです。

今回、道路に工事が行われることになり、結果的に道祖神さまもご移動することに相成ったため、移設に当たって神事を執り行いましたのでご紹介します。
この神事では、同様の趣旨で旅の道中をご守護くださると信仰される仏様、馬頭観音もご一緒に移動することも祝詞にてお伝えいたしました。

道の守り神ですから、道路や辻の位置が変われば道祖神さまもよりご守護しやすい場所へご移動いただくのが良いですね。しっかり祭壇を用意し神事を執り行い失礼のないように移動し、改めてお清めして今後もご守護いただけるようご祈念申し上げました。