本日は、年末にご家庭で行う御祓い「みそかっぱらい」についてお話したいと思います。

相模原市にも古くからある行事のようですので、ご存知の方や毎年行っていらっしゃるお家もある事でしょう。
「みそかっぱらい」とは「晦日祓い」の意味で、煤払い・大掃除が終わったあと、家の神棚を清める事、そして各お部屋・住人等々の厄や災いを祓い清めて清々しく新年を迎えようという、家長による屋敷祓いです。亀ヶ池八幡宮では、ご希望の方に「祓え串(はらえぐし)」という、紙垂の付いた竹串を頒布しております。祓いの仕方はというと、まず神棚に備えた祓え串で神棚を祓い清め「みそかっぱらい みそかっぱらい」と唱えながら、各お部屋を祓い清め、最後に家族を御祓いいたします。祓いに使った祓え串は、道祖神の脇に挿し立てて置いたり、道の向こう側などに挿し立てて置くなどする地域も見受けられます。

 

昨今の情勢を鑑み、亀ヶ池八幡宮では皆様に安心してご参拝頂けるよう、今年もコロナウイルス感染症拡大防止策を講じております。

消毒用アルコール、ソーシャルディスタンスを意識した待機列の設定などを行っております。

皆様が清々しく新年を迎えられますように職員一同準備を進めております。ご理解、ご協力のほど宜しくお願いいたします。