本日のブログは、昨日、亀ヶ池八幡宮にて兼務しております、当麻地区の鎮守様「日枝神社」にて例祭が斎行されましたので、ご紹介いたします。

日枝神社の御祭神は「大山咋神(おおやまくいのかみ)」といい、山を統治する者という意味のお名前です。主に五穀豊穣・酒造りの御神徳がございます。相模原地区は遙かに丹沢・大山を望み、また農作物を作る畑や田んぼが多いことから、自然と山の神様を敬ってきたのです。

神道では山を御神体とする信仰がございますが、神様を一層身近に感じ、また心の拠り所と人々の寄り合い所として神社を建てて、大山咋神様をお迎えし、お祭したのが始まりです。同境内地の白笹稲荷神社も講中の手によって篤く信仰されています。

当宮の禰宜が斎主となり、祝詞にて五穀豊穣への感謝と氏子の皆さんの安泰を、並びに新型コロナウィルス感染症流行鎮静をご祈念申し上げました。