本日は亀ヶ池八幡宮に於いて、令和3年の祈年祭が宮司以下祭員により斎行されました。「祈年」は「としごい」と読み年は稲を意味するとされています。

現在、祈年祭は宮中祭祀の一つとして、皇室、国家国民の一年の安泰を祈り斎行される他、全国各地の神社で秋の収穫の豊作を祈る神事として毎年2月17日に行われています。

11月に行われる豊作に対する感謝をするための新嘗祭と対を為す神事です。

さて本日は大銀杏守についてお話します。

亀ヶ池八幡宮の御神木である夫婦銀杏のお力に依る御守で、この御神木にまつわるご利益があることでしょう。若わかしい緑色と、綺麗に染まった黄の二色です。

樹齢350年以上というところから「長寿」と「健康」そしてたくさんの銀杏の実をみのらせるから「夫婦円満」「縁結び」「子宝」「子孫繁栄」「努力結実大願成就」等々のご利益がある御神木の御守です。

この令和2年そして令和の御世が実りあるものとなるよう、祈年祭に思いをいたして大銀杏守の「実り」のちからを戴いてみてはいかがでしょうか。