本日は8月20日であり、例年ですと小中学校などはあと10日で夏休みが終わり、宿題を済ませていない学生・子供などは焦りを感じる頃合いとなります。

今年はコロナ禍にて、緊急事態宣言などもあり、夏休みは短縮されることが報道されていたりします。私立の学校の場合はもうすぐ夏休みが終わるということもあるようです。今年の学校は地域によっても大きく変わりますね。

各地の神社では夏休みを意識して、お祭りの神賑行事日程を計画することがあります。
お祭りはこどもの思い出に、そしてそれは地域のきずなにつながります。
今年は花火、お神輿や露天商なども見かけることが少ないので、こどもにとって夏休みといっても楽しみが少ないのかもしれません。
神社の役割のひとつである地域の活性化が寂しいのが何より神主として残念です。

さて、今日8月20日は蚊の日です。
世界的にはモスキートデーとされ、マラリアという寄生虫による疫病の感染原因が蚊にあることが発見された日であることから制定されました。今もなお、マラリアは猛威を奮っています。
数年前には同じく蚊を媒介とするデング熱が東京で広がりを見せ、関東近県の自治体もポスターなどで啓発をしてきました。

今年は蚊によるものではありませんが新型コロナウイルスの感染が拡大し収束の目処が立っていません。

人類と病原体との戦い、医療現場の葛藤、研究者の努力、一般人にできることエトセトラ。
蚊の日を機会に疫病というものを考えなおすのも良いのではないでしょうか。