本日は一年祭のご奉仕が霊園の墓前にてございました。また、その奥津城より同霊園内の別の場所へお骨をお移しする納骨祭のご奉仕がございました。

一年祭は亡くなってから一年経った日に行う御霊祭です。お御霊を祖先神としてお祀りし、故人の安らかならんことを、そして一族の守護神として一族をお護り頂くよう祈念するという意義があります。とくに一年祭は、次の季節よりは2度めの四季となるため大きな節目となります。

神道ではお墓のことを奥津城(おくつき)と言いますが、納骨祭はお骨をその奥津城に納めることを御霊に奉告し、奥津城にて安らかにおやすみいただくためのお祭です。

どちらも海の恵み山の恵みをお供えし祖先の御霊はこうしたお祭を重ねていくことによってさらに清められ、清浄な存在となり、子々孫々を守護する神様となっていくのです。

故人様が安らかでありますようお祈り申し上げます。