本日は相模原市南区下溝に鎮座する、山の神社(やまのかみしゃ)にて一年に一度の例大祭が行われましたのでご紹介致します。

祭典は亀ヶ池八幡宮禰宜を斎主として、山の神社総代など大勢の参列者の中、厳粛に斎行されました。
山の神神社では、山を神格化したオオヤマツミ神を祭神としています。里に暮らす人々を守護し、五穀の豊穣を祈念申し上げました。

続いて山の神社境内にあります雹塚(ひょうづか)の前において祭典が執り行われました。

塚には「天照太神」を始め、「大巳貴命(おおなむちのみこと)」「稲倉魂命(うかのみたまのみこと)」「埴安媛命(はにやすひめのみこと)」「少彦名命(すくなびこなのみこと)」と言った縁のある神様の名前と、建てられた年代が掘られています。

農作物が雹などの自然災害にあわないようにと願い、当時の人々が7ヶ国(伊豆・遠江・大和・讃岐・三河・伊勢・山城)より集土し、塚を建立し天候の平穏を祈願していたと伝えられております。

 

生憎の雨天での祭典となりましたが、ご参列頂いた皆様、本日はお疲れ様でした。