令和元年ももうすぐ終わりです。お正月が近づきなんとなくせわしなくなってくるこの季節。新年が近づいてくる感じがします。

さて本日は鳥居についてお話したいと思います。お正月の初詣では皆様も鳥居をくぐって参拝をするはずです。

鳥居をくぐりお参りする人々

神社には必ずといってよいほどある鳥居。

その由来については諸説ありますが、一説によると天照大御神が天岩戸に引き篭もってしまった際に、ニワトリをとまらせていたT字型の台のようなものが鳥居の原型である、と言われております。

さて、鳥居とは一体何なのでしょうか。
ただの入り口でしょうか。それとも神社の目印なのでしょうか。
いいえ、違うのです。
鳥居は、聖域と俗域の境界の役割を果たしているのです。
聖域とは神様の領域であり、俗域は我々人間の領域なのです。

鳥居をくぐると、なんだか清々しい気持ちになる、とよく耳にしますが、それは鳥居の内側が神様の領域だからなのです。

ですから鳥居をくぐる際はお邪魔しますの挨拶をするように、頭を一度下げてから境内へすすみましょう。

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亀八稲荷社赤鳥居

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ゴールド神社鳥居

神社参拝の折には鳥居にも注目してみてはいかがでしょう。