修祓

本日は竣工式(神社では竣功祭といいます)の奉仕がございましたので紹介致します。

降神の儀

地鎮祭を斎行され、神様のご加護のもと無事、立派に竣功した建物。その建物の中で大勢のご参列の上で盛大に斎行されました。竣工式には神事に依って建物の無事完成を祝い、神様に感謝の意をご奉告し、これから一層の発展を祈願する意義があります。

祝詞奏上
おめでとうございます

こちらの建物は会社の新社屋だそうで、大変立派に立ち上がりました。会社のご発展を見守られた神様も感無量でしょうか。誠におめでとうございます。今後とも神様のご加護のもと商売のご繁盛をご祈念申し上げます。

さて、今日は桃の節句「おひな祭りの日」です。

おひな祭りは平安時代の貴族の行事より始まり、江戸時代から一般民衆の行事として広まり定着しました。

今では年中行事(五節句のうちの一つ)でありますが、昔は意味深い行事でした。

お雛様・・・雛人形は病気や災厄から子供を守る身代わり人形だったのです。
原初の雛人形は紙でできた人形(大祓で使われる人形代のようなもの)に和紙で着物を着せて、ひな祭りが終わると諸々の厄を背負ってもらったそれを川に流しておりました。
しかし、元禄文化以降になると、紙人形から今のような人形になり江戸時代になり定着したのです。

現在は古くなった人形を神社に引き取っていただき、お祓いののち、焼納することによって諸災を背負った人形を浄化する「人形お焚き上げ」が行われるようになりました。

現在、お子さまの無事成長を願う伝統行事として広く行われています。